はい 始まります。祝・1回目、と言うべきか。それともこれで最後になるか。

まあ、やりたいことはと言うと、












探偵もの漫画で使われたトリック等を、
自身が実際に試して本当に可能なのかを確かめる企画
なのです。
言うなればただのチャレンジ企画ですよ。


で。この1回目にチャレンジする作品とは!!!




















金田一少年の事件簿
露西亜人形殺人事件





















探偵漫画の金字塔。金田一少年の事件簿。
これは金田一少年シリーズでもかなり好評な作品でしたよね。今でもかなりの評価を受けている(はず。)
それでもって、今回挑戦するトリックはあくまでも殺人に間接的に関与するトリックであるので
やることは意外に地味なのです。

最初に経緯を言えば、

夕食の後に全員に配られたココア。そして、フロストシュガー(共用)

しかし、そのフロストシュガーには睡眠薬が混ざっていたのだ。

食後に部屋に戻った者は全員深い眠りについてしまった。

しかし、あの時食堂に居た人物の中でココアに入れた睡眠薬を飲まずにすんだ人物が居たのだ。

確かに全員がココアに砂糖を入れて飲んでいるのを、チェックしていたのにもかかわらず。

どうやって睡眠薬を飲まずに済んだのか…?









「睡眠薬入りの砂糖をたんまりカップに注ぎながら
睡眠薬を飲まずにココアを飲み干すトリックをね!」

こう豪語しているのは紛れも無い金田一少年ですが、
睡眠薬混入疑惑が発覚してから数分足らずで答えを出すとは流石ですね。



この摩訶不思議なトリックに名をつけるとしたら、
ココアトリックが妥当でしょう(そうでもない)
しかしこのココアトリック、分かってみれば至極単純な物でした。
そのトリックとは、






















「ココアに張った膜に、睡眠薬を包み込む」








意外に(゚д゚)ポカーンとした人も居るんじゃないでしょうか。
まあここまで聞いただけではあんまり不自然ではないでしょう。


ただ、そのトリックを実証するためにスプーン一杯分の唐辛子の粉末をココアに注いだりして、挙句の果てに

こんな不自然な光景を見せられると、自分も(゚д゚)ポカーンとしちゃいます
「少しはにじみ出るんじゃないのか?」
「(画像ではよくわからんけど)粉にあまり湿り気が無いように見える」
「いっぱい入ってるけど…」
途中に金田一が「ミルクの膜は案外丈夫」と言ってますけど、あまり信じがたい。
こんな念を抱いてしまったので、実際にトリックを実施することにしました。



〜実践〜
(ココアは作れなかったのでホットミルクを作って代用します)









まずは牛乳を温めます。









暖めたらうっすら膜が出ました。









あとは、砂糖を入れるだけです。
ちなみにこの時に色を区別して判断しようと思って、コーヒーの粉を入れてみようと思いましたが、
実際に使われてるのは砂糖なので、あえて、と思いまして。(睡眠薬も入ってたけど)





砂糖を入れたら、すかさず膜で包むっ!!!
肝心の写真はありません。すんません。










包んだら後は飲みほすのみ。
飲んでる途中て撮ったのがこれ。赤丸で囲んでるとこが膜です。





ついに完飲!!!さあ果たしてカップの中はどうなってるのであろうか!!?

















どーん。





失礼。これは、金田一がやった時の結果です









どどどーん。 地味に汚い感じしますね。なんかすいません。


このサナギみたいなのがトリックの膜です。
















比べると、「こんなもんか」感が漂う







実際にそのトリック膜を食べてみると、かなり砂糖が詰まってるのが分かります。
というか、牛乳に溶け込んだって感じは、、溶け込んだのが牛乳なのでよくわかりません\(^o^)/

ともあれ、けっこう包みきれていたので、このトリックは成功したことになります。
いやあ良かった。さっき疑ってすまんよ金田一少年。
でもこれって、
漫画描く前にトリックを実践してたら
今までやった意味ないんだけど!!!


















ひとまず決着はつきました。そして自分は、また新たなトリックを実践することになるかもしれません。
というわけで、おしまい!!!!


























あ、ちなみに








さすがにこんな光景にはなりませんでしたから。
これでほんとに お し ま い ☆